パブリックアートをともに手がけたアーティストの方々をご紹介します。
1905年生まれ。日本を代表する女流画家。強い個性で日本的イメージを鮮烈な色彩で大胆に表現する。1989年には女性で3人目の文化勲章受章。愛知県立芸術大学名誉教授。2008年永眠。
現代アフレスコ画の第一人者であるばかりか、日本洋画界を担う作家として活躍している。豊かで自由なイマジネーション、極度の精神集中と持続力から生み出される絵画世界には、鮮烈な色彩が奔流し、熱情と生の歓喜がダイナミックに展開する。大胆で自由奔放なフォルムからなる作品は、観る人に深い共感と関心を呼び起こす。スチロフォームとミクストメディアによる立体作品、さらには石彫や絹本岩彩にも取り組んでいる。東京藝術大学や大阪芸術大学で後進の指導に当たり、若手芸術家を支援。文化庁主催の「子供 夢・アート・アカデミー」にも携わり、次代を担う若者たちに創造の喜び、楽しさを伝えている。
日本芸術院会員、独立美術協会会員、東京藝術大学教授を歴任。2021年文化勲章受章。2025年永眠。
兵庫県生まれ。現在は東京を拠点に活動。90年代より雑誌の読者モデルとして注目を集め、2000年代には文化服装学院にて服飾を学びながら、「ファッションと自己表現の可能性」をテーマにアーティストとしての創作活動を開始し国内外で多数の展覧会を開催し、その活動は常に高い注目を集めている。
清川の作品は、ソーシャルメディアや雑誌などのメディアシステムを通して日々膨大な情報に晒される社会で、個人のアイデンティティの内と外の間に生じる差異や矛盾に焦点を当て、可視化している。
写真や雑誌、本や布に刺繍を施す独自の手法を用いた作品でよく知られ、代表作として「美女採集」「Complex」「TOKYO MONSTER」などのシリーズがあり、個展や世界各地のグループ展やフェアに参加し、近年は表現・活動の領域を広げ広告、映像、空間、プロダクトデザインなどのクリエイティブに携わるとともに、絵本の制作や地方創生事業にも取り組む。
1968年広島県広島市出身
中学生のころから漫画を描き始め、広島大学理学部に入学し、イラストマンガ同好会に所属。本職の漫画家を志して大学を中退し上京。とだ勝之、谷川史子らのアシスタントを経て、1995年に「街角花だより」でデビュー。2004年に「夕凪の街 桜の国」で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。原爆の被害を受けた広島を舞台に、最もか弱き者たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのかを伝える渾身の作品は田中麗奈主演で映画化され、2007年7月に公開された。2009年に「この世界の片隅に」で第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。同作品は2011年に日本テレビ、2018年にTBSでドラマ化され、2016年と2019年には片渕須直監督によって劇場アニメが公開された。
1954年横浜生まれ。東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、隈研吾建築都市設計事務所を主宰。現在、東京大学大学院教授(建築)。
自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。和紙や石、竹や土、プラスティック、形状記憶合金まで、あらゆる素材での常識の枠に収まらない独創的な仕事を展開している。
1944年、長野県に生まれる。1971年、東京藝術大学大学院美術研究科を修了。1974年には高松塚古墳壁画模写に参加。2003年に《穣》で第9回足立美術館賞を受賞。翌年、院展同人に推挙される。その間、広島市立大学教授となり後進の育成にも尽力。中国やインドなどの海外に取材し、自然とともに生きる人々を、抒情豊かに描き出している。