原画・監修 |
アートディレクター・コミュニケーションディレクター/武蔵野美術大学術大学視覚伝達デザイン学科客員教授 森本千絵 MORIMOTO Chie |
|---|
2021
縦2.4m × 横5.9m
青森空港 旅客ターミナル 1階 チケットロビー
「青の森 へ」 わたくしは幼少期、青森県三沢市で育ちました。 祖父の車で巡った青森の風や彩りを今でも覚えています。 空の旅でたどり着いたこの場所、 まさに青空から青森へ。 青の光でお迎えしたいと考えました。 青森は、 魂の情熱と自然の冷静が、 四季の恵みの中で、 美しく揺れています。 物語を辿るように 双方からこの絵を楽しんでください。 四季や天候、時間で変わる光で この青の森は、いろんな表情を見せてくれます。 それは青森の旅そのもの。 ぜひ、この地を、空を、光を楽しんでください。(森本千絵)
企画 : 日本交通文化協会
協賛 : 日本宝くじ協会
※この作品は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け整備されたものです。

森本千絵
MORIMOTO Chie
アートディレクター・コミュニケーションディレクター/武蔵野美術大学術大学視覚伝達デザイン学科客員教授
1976年青森県三沢市で生まれ、東京で育つ。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を経て博報堂入社。2007年、もっとイノチに近いデザインもしていきたいと考え「出会いを発見する。夢をカタチにし、人をつなげる」をモットーに株式会社goen°を設立。現在、広告の企画、演出、商品開発、ミュージシャンのアートワーク、本の装丁、映画・舞台の美術や、動物園や保育園の空間ディレクションを手がけるなど活動は多岐にわたる。ニューヨークADC賞、東京ADC賞グランプリ、伊丹十三賞、日本建築学会賞など多数受賞。場所 : 青森空港 旅客ターミナル 1階 チケットロビー
作家コメント
赤の魂から導く青の森― 頬を染めた、青森っ子の跳人が笑顔で心躍らせる。 リズムと共に、世界一の紅葉の奥入瀬の景色へと導かれ、 やがて雪景色へと変幻する。 水面下で美しい水を得た土には春の準備がはじまる。 そして芽吹きを迎え、やがて青の森が生まれ始め太陽のよ うなリンゴが歌いだし、 太鼓が鳴り出し、成長した少女が、飛び跳ね、空へと向かう。 青の森から導く赤の魂― 深い青の森を、跳人が舞い始める。 太鼓に歌に、リズムにあわせ少しずつ色が生まれる。 音色は根に宿り、樹々が育ち、森となる。 太陽のような赤いリンゴに恵まれ、やがてリンゴが花 火のように弾けて秋が訪れる。 奥入瀬の水は鏡のように穏やかに受け止めていく。 満開の紅葉は、まるで頬を染めた少女の笑顔のように 心を満たしていく。