原画・監修 |
洋画家 野見山暁治 NOMIYAMA Gyoji |
|---|
2020
縦3.0m × 横5.4m
東京メトロ銀座線 青山一丁目駅 渋谷方面改札付近
地下道は、いわゆる道ではない。それは通路。道は景色のまっただ中を分断し、景色の中に消える。今まで私が手掛けた地下道の壁には、通行人のさまざまな動きを想定して、ステンド・グラスを作ってきた。いささかでも活力を興されればと、かなり鮮やかな色彩にした。単色の壁面にした場合、通行人相互の振れ合いが、より鮮明になるのか、ただ空間としての通路の壁でしかないのか、初めての試みです。(野見山暁治)
企画 : 日本交通文化協会
協賛 : 三菱地所株式会社、公益財団法人メトロ文化財団

野見山暁治
NOMIYAMA Gyoji
洋画家
日本を代表する洋画界の巨匠。場所 : 東京メトロ銀座線 青山一丁目駅 渋谷方面改札付近
作家コメント
みんな急ぎ足になる。
地下を歩いているうちに、地上の距離感が薄らいでくる。
どうも宙を掻き分けて進んでいる感じだな。
いくらか、迷路を辿っているような不安さも漂う。
併せて、人々の流れに身を任せている浮遊者の気楽さも。
このステンド・グラスの緑色の光りと風を、
ほんの僅かでも、みんなに注いでもらえないか。
<銘板に寄せられたメッセージ>
この草原のように
それぞれ小さく滴る命の広がり
いつも風が舞っている
みんな手をとりあって歩こう