原画・監修 |
アニメーション映画監督 米林宏昌 YONEBAYASHI Hiromasa |
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2018
縦3.0m × 横7.0m
小松空港 2階国際線出発ロビー
©YONEBAYASHI Hiromasa/STUDIO PONOC
石川県野々市市出身で日本を代表するアニメーション映画監督の米林宏昌氏が原画・監修を手がけたステンドグラス「蝶たちと戯れる大獅子」。
舞台に上る前に化粧を終えて手を振る少女と、お旅まつりで家々を巡る獅子舞を中心に、凛々しく真剣な表情で演じる子供たちや温かく応援する大人たちの姿が、日本海の波のうねりとともに生き生きと描かれています。
除幕式では、地元の魅力がたっぷり詰まっている作品を前に米林監督は「故郷で自分の作品がこうしたステンドグラスになったことを誇りに思います。世代を超えてこの素敵なお祭りがずっと続くように。作品を通して小松の文化を知ってもらえたら」と感無量の様子でした。
企画 : 日本交通文化協会
協賛 : 日本宝くじ協会
※この作品は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け整備されたものです。

米林宏昌
YONEBAYASHI Hiromasa
アニメーション映画監督
1973年、石川県石川郡野々市町(現・野々市市)生まれ。金沢美術工芸大学商業デザイン専攻を中退。1996年にスタジオジブリに入社し『もののけ姫』(97年)、『ホーホケキョとなりの山田くん』(99年)では動画、『千と千尋の神隠し』(01年)で初めて原画を担当。その後、ギブリーズepisode2』(02年)、『ハウルの動く城』(04年)、『崖の上のポニョ』(08年)で原画を、『ゲド戦記』(06年)では作画監督補を務めた。また、三鷹の森ジブリ美術館オリジナル短編作品『めいとこねこバス』(02年)では演出アニメーターを担当したほか、企画展示用映像『空想の空とぶ機械達』(02年)の作画監督、常設展示フィルムぐるぐる上映作品『進化論』(08年)の絵コンテ・演出など、展示用作品も手がけている。2010年に公開した『借りぐらしのアリエッティ』では初監督に抜擢。その年の邦画NO.1となる、観客動員765万人・興行収入92.5億円を記録。2作品目の『思い出のマーニー』は第88回米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされた。2017年夏に公開された「メアリと魔女の花」はジブリ退社後にスタジオポノックで制作した第一回長編作品となる。
場所 : 小松空港 2階国際線出発ロビー
作家コメント
石川県小松市で毎年5 月に行われている「お旅まつり」。
曳山で演じられる「子供歌舞伎」が有名で、これをモチーフにしてステンドグラスの原画としました。
ライトアップされ黄金色に輝く曳山で、子供たちは華麗な役者に変身し、観客たちを喜ばせています。スチールなどで、舞台の上の演技は見かけることがあっても、舞台の下の子供たちが紹介されることはなかなかありません。そこで歌舞伎のメイクをした舞台下の子供の、屈託のない一瞬を切り取ってみました。
後ろにいるのは、同じくお旅まつりで家々を巡っている獅子舞。この獅子舞は蝶と戯れる様子を表現しているといいます。
歌舞伎を演じている子供たちは、まさに変身を遂げた華麗な蝶のよう。子供たちを大人たちが 支え、応援し、楽しんでいる 。そんな様子を、日本海のうねりのように描きました。
世代を超えて毎年行われている、この素敵なお祭りがこれからもずっと続くよう願うとともに、空港を訪れるたくさんの人たちに知ってもらえる機会になったら嬉しく思います。