原画・監修 |
漫画家、映画監督 大友克洋 OTOMO Katsuhiro |
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2015
縦 2.8m × 横8.7m
仙台空港 旅客ターミナルビル1階 国際到着ロビー
メカニカルな金魚に跨った金華童子が、風神と雷神を従えて波濤を越えて祥雲を招く姿が描かれており、未来を担う子供たちが、現代の叡智とともに自然がもつ大いなる力に立ち向かい、困難に対しても勇気を持って前に進む姿がイメージされています。
原画を基に完成イメージを膨らませながらエスキース(縮小模型)を制作し、壁画としての造形が作家の意図したものと合致しているかどうか入念に打合せが行われました。また、この段階から釉薬テストが繰り返され使用される釉薬の種類が検討されました。金魚の目の部分にはメカニカルなイメージを出すためにガラスが使われています。
企画 : 日本交通文化協会
協賛 : 日本宝くじ協会
※この作品は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け整備されたものです。

大友克洋
OTOMO Katsuhiro
漫画家、映画監督
代表作に『童夢』『AKIRA』などがある。ペンタッチに頼らない均一な線による緻密な描き込み、複雑なパースを持つ画面構成などそれまでの日本の漫画にはなかった作風で、80 年代以降の漫画界に大きな影響を与えた。映像では、長編アニメーション作品『AKIRA』、『MEMORIES』、『スチームボーイ』など自ら監督して活躍している。
場所 : 仙台空港 旅客ターミナルビル1階 国際到着ロビー
作家コメント
震災後の制作でしたので、自分なりには祈り、鎮魂という気持ちもありましたが、それに流されないようにエンターテイメント性がある、ストーリーを感じさせるような作品にして、世界から訪れる人々がこの壁画に触れて、楽しんでもらえるようにしたいと思いました。
風神雷神を引き連れた少年が波濤を越えて、未来に向かっていくという図の中に、困難に対しても勇気をもって立ち向かって行ってほしい、という想いを込めました。
小さな子どもが関心を持ち、親子で震災と復興の話をするきっかけになるといいなと思います。