ユートピア

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福島空港に設置された陶板レリーフ作品「ユートピア」全景

原画・監修

日本画家

堀文子

HORI Fumiko

2014

縦 5.5m × 横4.5m

福島空港 ターミナルビル国際1階ロビー

作家コメント

鳥獣も、草も樹も、魚も昆虫も、人も、此の世の総ての生きものは、命の惑星「地球」から命を頂いたものです。原始の地球では生き物たちは、平等にその生命を全うしておりました。地球が人間だけのものでない事を忘れ、人間に都合の悪いものを殺し、地球を独占し始めた今の人間の驕りが許せず、私は総ての命が平等だった頃のユートピアを夢見て此の絵を描きました。

陶板レリーフ「ユートピア」全景

作品全景

陶板レリーフ「ユートピア」全景

作品全景

陶板レリーフ「ユートピア」部分

作品近景(部分)

陶板レリーフ「ユートピア」部分

作品近景(部分)

陶板レリーフ「ユートピア」部分

作品近景(部分)

陶板レリーフ「ユートピア」作家監修

堀文子先生による監修

陶板レリーフ「ユートピア」作家監修

堀文子先生による監修

陶板レリーフ「ユートピア」作家監修

堀文子先生による監修

陶板レリーフ「ユートピア」作家監修

堀文子先生による監修

制作コメント

陶板レリーフ「ユートピア」が誕生するまで:
堀文子先生の原画・監修による福島空港 陶板レリーフ「ユートピア」は、クレアーレ熱海ゆがわら工房で制作されました。陶板レリーフは、日本古来の焼き物の伝統技術を生かし、それに大胆な凹凸を与えることより、陰影と釉薬の色彩がつくり出す迫力ある作品に仕上がることが大きな魅力です。今回の作品では、堀先生の色どり鮮やかで温かみのある画風を再現するために陶板レリーフで制作されることになりました。
絵画が平面的な作品であるのに対し、陶板レリーフの壁画は、絵画性だけでなく彫刻、工芸作品のすべてが取り込まれた総合的な芸術といえるでしょう。堀先生の描いた原画を陶板レリーフで表現するには、粘土に施される造形という「翻訳」作業が不可欠です。陶板レリーフには一般の陶器と違って特殊な土質と製作技術が必要です。
そして、陶板レリーフをつくるうえで大切なことは、焼き上がりの釉薬の発色がいかに美しく出るかということです。加えて、今回の作品では色というよりは色を含めたその質感、「触れてみたい」と思わせる感触のようなものを壁画の中で表現したいと、クレアーレ工房のスタッフは考えました。
その結果、「ユートピア」には、土と造形、釉薬と焼成技術が絡み合い、見る人を魅了する深い味わいが生まれました。作品に込める思いを表現し、どのような造形や釉薬を施すのか。堀先生と工房のスタッフはほぼ半年にわたり検討を重ね、原画が持つ色彩や造形を日本の焼き物(陶板レリーフ)に置きかえることができて、福島空港に優しく温かみのある空間がお目見えしました。

企画 : 日本交通文化協会

協賛 : 日本宝くじ協会

※この作品は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け整備されたものです。

作家プロフィール

堀文子

堀文子

HORI Fumiko

日本画家

1918年東京生まれ。日本を代表する女流画家。アマゾン、マヤ遺跡、インカ文明をはじめ、幻の高山植物ブルーポピーを求めてヒマラヤに取材旅行に行くなど、常に旺盛な好奇心で新しいテーマに挑む姿勢は多くの人々に感動を与え続けている。また、大好きな花や鳥などの自然の生命をモチーフとする作品も多く「花の画家」と呼ばれる。近年では微生物や海中に生きる生物等もモチーフとして描いている。2019年永眠。

場所 : 福島空港 ターミナルビル国際1階ロビー

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