原画・監修 |
パブリックアート作家 ルイ・フランセン FRANSEN Louis |
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1987
縦 2.3m × 横7.4m
湯河原ゆうゆうの里 ロビー壁面
作品近景(部分)
企画 : 日本交通文化協会

ルイ・フランセン
FRANSEN Louis
パブリックアート作家
1928年ベルギー・アントワープ生まれ。メキシコ各地を歴訪後日本を拠点とし、東京藝術大学、沖縄芸術大学で教鞭をとるとともに、パブリックアート(壁画、ステンドグラスなど)の制作活動を精力的に展開。独特の造形ニュアンスと洗練された色彩感覚による作品においては、身近なモチーフでさえも意外で新鮮な印象を受ける。また、他作家による原画を壁画などに「翻訳」する、パブリックアートの造形・制作スペシャリストとしても数多くの実績を残した。2010年 永眠。
場所 : 湯河原ゆうゆうの里 ロビー壁面
制作コメント
この施設には最初に花、草、木など具体的なモチーフを考えていた。しかし福祉財団の方と話し合い考えを詰めていく中で、もっと抽象的に<白暮の世界>―作品をぼんやりと眺めているうちに昔の時間や事柄を思い浮かべるような気持ち―を表現することにした。素材として選んだのは漆喰と陶である。地の壁には弱い艶の白い漆喰を、陶板は艶のある白い釉薬を使用し、2つの素材の質感の差を生かすこととした。粘土造形の「あそび」からひねり出された変化のある陰影が漆喰の壁に浮かび上がるようにと考えた。漆喰は海藻を薪とドラム缶で煮込み、のりを作るところから始めた。陶板と漆喰がうまく響き合う作品となっている。