原画・監修 |
パブリックアート作家 ルイ・フランセン FRANSEN Louis |
|---|
1982
縦 3.2m × 横6.3m
東京科学大学(旧東京工業大学)
企画 : 日本交通文化協会

ルイ・フランセン
FRANSEN Louis
パブリックアート作家
1928年ベルギー・アントワープ生まれ。メキシコ各地を歴訪後日本を拠点とし、東京藝術大学、沖縄芸術大学で教鞭をとるとともに、パブリックアート(壁画、ステンドグラスなど)の制作活動を精力的に展開。独特の造形ニュアンスと洗練された色彩感覚による作品においては、身近なモチーフでさえも意外で新鮮な印象を受ける。また、他作家による原画を壁画などに「翻訳」する、パブリックアートの造形・制作スペシャリストとしても数多くの実績を残した。2010年 永眠。
場所 : 東京科学大学(旧東京工業大学)
制作コメント
科学は、人間が中心にある限り、確かな未来を約束してくれる道具となる。レリーフは左からサイクロンと現代科学、中心は現代社会、右は卵の殻を破るように冒険を繰り返し進歩してゆく人間の姿で構成されている。
東京工業大学(現・東京科学大学)は日本の科学技術の拠点であり、また河井寛次郎、濱田庄司などが活動した民芸運動の一つのふるさとでもある。<焼き物―陶>は化学と美術が融合してつくり上げる、生活を豊かにする結晶体である。この作品は民芸の焼き物にもよく使われる、織部釉、鉄赤釉など伝統の釉薬を基本につくられた。パブリック空間につくられてゆく作品のイメージを拡げるために、ルイ・フランセンを所長とする現代壁画研究所(現・クレアーレ熱海ゆがわら工房)では、化学と美術の結晶物である新しい釉薬の研究が続けられている。